新NISAの『つみたて投資枠』について
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新NISAの『つみたて投資枠』の具体的な銘柄について
現在の『つみたてNISA』の銘柄について
- 販売手数料ゼロ(ノーロード)
- 信託報酬が一定水準以下
- 信託契約期間が無期限または20年以上であること
- 分配頻度が毎月でないこと
販売手数料ゼロ(ノーロード)
例えば、3%の販売手数料の投資信託10万円分を購入する場合には、10万円×3%=3千円の手数料を支払わねばならないんだ。
信託報酬が一定水準以下
3%って小さいようで、されど3%で、3%の運用益を上げることは結構大変。長い期間になると手数料が累積されていくので、塵も積もれば山となるイメージで、信託報酬は低いにこしたことはないんだ。
信託契約期間が無期限または20年以上であること
私が昔(2010-2012年ごろ)販売した商品の多くは、すでに償還済みになっているものも多いよ。
投資信託の運用は、売却するまでは損益が確定しないので、含み損の時は保有し続けていれば、含み益となるタイミングが来るのを待つことができるのだが、償還されると強制的に終了してしまうので、その時点で損が出ていれば、損が確定してしまうんだ・・・
分配頻度が毎月でないこと
営業トークとしては、例えば「投資信託の基準価格が2,000円で、毎月の分配金が1口当たり30円です。年間の分配金は360円なので、360円÷2,000円×100=18%の分配利回りです。銀行預金の利息が0.1%もないので、大変お得ですよ」的な感じで。
投資信託の配当金には「普通分配金」と「特別分配金」の2種類がある。普通分配金は、購入時の基準価格を超えているときの配当で、利益(課税される)。特別配当金は、購入時の基準価格を下回っているときの配当で、いわば元本部分の払戻しなので、課税もされない。
投資信託の基準価格の動きは、投資対象の時価による変動と配当金の支払いによる変動がある。
つまり、配当を出した分だけ基準価格は下がるため、基準価格は上がりにくく、値上がり益(キャピタルゲイン)を狙うことができないので、つみたてNISAのような長期運用には不向きとされているんだ
つみたて投資枠の概要について
『つみたて投資枠』の概要について
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『つみたて投資枠』の年間投資枠について
『つみたて投資枠』の非課税保有限度額について
売却・払戻しについて
一般的に投資信託の売却注文は、発注してから1営業日〜3営業日程度で成立する。そこから2〜3営業日ほどで、その金融機関の口座に売却代金が振り込まれる。売却代金が口座に入ったら、銀行口座への出金指示を出せば、振り込まれるよ。